netperf は TCP/UDP, Unix Domain Sockets などのスループットを計測できるソフトの一つ。ここで言う「スループット」は単位時間あたりのデータ転送量のこと。
これを使うためには、ネットワーク内で通信を行う両ホストにインストールしておく必要がある。インストール後は、まず一方のホストでサーバープログラム(netserver)を起動して、もう一方のホストでクライアントプログラム(netperf)を実行するという手順。デフォルト動作では、サーバーは12865番ポートをListenする模様(場合によっては通信できるよう開けておく必要がある)。
CentOS 6へのインストール
rpmforgeのレポジトリを使えば yum でインストールできる。
rpmforgeを参照するための設定は、「CentOS 6 - 初期設定 - yum用リポジトリ追加 : Server World」に詳しく書いてある。
# yum --enablerepo=rpmforge install netperf
Mac OS X へのインストール(Mac OS 10.6.8)
MacPortsでインストールできるらしいが、MacPortsをあまり使っていないので、ソースをコンパイルして入れた。
$ wget ftp://ftp.netperf.org/netperf/netperf-2.5.0.tar.bz2 $ tar xvjf netperf-2.5.0.tar.bz2 $ cd netperf-2.5.0 $ ./configure $ make $ make check $ sudo make install
実行例
こんな感じで結果が出力される。
$ netperf -H 192.168.1.20 MIGRATED TCP STREAM TEST from (null) (0.0.0.0) port 0 AF_INET to (null) (192.168.1.20) port 0 AF_INET Recv Send Send Socket Socket Message Elapsed Size Size Size Time Throughput bytes bytes bytes secs. 10^6bits/sec 262140 131070 131070 10.00 14149.31
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